企業・個人・社会をつなぐ「ユニフォーム」
街を歩くと、実にさまざまな衣服を身につけた人の姿を見ることができます。そしてユニフォームを着ている人の多さに驚かされます。ユニフォームを見れば、着ている人の立場や仕事の内容がある程度想像できることにも気がつきます。
見た目がいくら似通っていても、一般衣料とユニフォームの間には決定的な違いがあります。そして、その違いの中にこそ、ユニフォームの持つ力の秘密が隠されているのです。個人が自分のセンスと気分で着こなす普段着とは違い、ビジネスユニフォームとは、企業が定め個人が着用し、社会の中で活躍する衣服です。とすれば、企業にも、個人にも、社会にも、それぞれよい効果をもたらすユニフォームこそが「よいユニフォーム」と呼ぶにふさわしいものといえるのではないでしょうか。
1、「ユニフォーム力」を めざめさせよう!
「ユニフォーム力」といっても、ピンとこない人がほとんどでしょう。働くために着る服である企業のユニフォームは、何よりも機能性が重要、と考えられがちです。よい会社、よい店、よいサービスを受けたとき、それはよいユニフォームのおかげだ、と考えることはまずありません。
では、あなたの好きな会社や好きなお店のことを思い浮かべてみてください。イメージとしていちばん最初に浮かんでくるもの、それはユニフォームではありませんか。実は一般的に考えられているよりも、ユニフォームはずっと大きな影響を企業に及ぼしているのです
2、「ユニフォーム力」が人を元気にする!
仕事着としてのユニフォームは、多くの人にとって1日のうちのもっとも長時間にわたって着用する衣服です。お気に入りの服を着た日は、1日中気分よく過ごせるように、よいユニフォームを着れば、人は仕事にやりがいを感じ、誇りを持って仕事に取り組めるようになります。ユニフォームには、人を変え、仕事を変える力があるのです。
企業には、利益を追求するという目的がありますが、同時に、そこで働く人の働きがいや生きがいを創出するという、社会的に大きな役割を担っています。そんな企業環境の創出を、ユニフォームから考えてみることで、見えてくることも多いのです。
3、「ユニフォーム力」が社会・組織を変える!
よい商品、よいサービスを生み出し、提供することは企業の使命ですが、あらゆる分野で細分化・高度化が進む現代社会においては、その使命を正しいイメージで社会に伝えることも、同じくらいに重要な課題だといえます。そのとき、ユニフォームは企業のイメージ戦略に大きな役割を果たします。
企業の印象を左右するだけではありません。時には、ユニフォームのすぐれた機能性やデザイン性が、社会全体の安全を守ったり、人がいきいきと働くことのできる社会をつくる力になることもあるのです。
4、理想のユニフォームを作る
企業の姿勢やイメージを的確に表現でき、着る人がいきいきと働き、商品やサービスをレベルアップして社会を豊かにする・・・・。そんな理想のユニフォームをつくるには、どうすればよいのでしょうか。
ユニフォームをつくるプロセスは、戦略を組み立てるプロセスと同じです。情報収集を行い、立案し、実行に移す。たったひとつの「正解」や「近道」はありませんが、目的をクリアにし、それを誠実に形にしようという思いが貫かれていれば、きっと素晴らしい成果を発揮するユニフォームが完成するはずです。
ユニフォームが、働く人を笑顔にする!
クラユニコーポレーションは、ユニフォームの持つその豊かな力を活かし、働く人を笑顔にする、そのお手伝いをすすめてまいります。
ユニフォーム力
~企業の戦略的ユニフォームづくりを考える~
「ユニフォーム力」創造委員会・編