制服を選んでいると「EL」というサイズ表記を見かけることがあります。
「S」「M」「L」はそれぞれ「Small」「Medium」「Large」の省略だとわかりますが、「EL」はあまりピンと来ないものです。
「EL」は「Extra Large」の頭文字をとった略記で、「特大」という意味になります。
昔のJIS(日本工業規格)で使われていたもので、現在ではそれほど使われていません。ただ昔のJISの名残でそのまま使っている洋服メーカーもあります。
この旧JIS規格のサイズ表記を順番に並べると、
[ SS → S → M → L → LL → EL → 4L → … ]と続きます。
さらにサイズが大きくなると、5Lのように先頭の数字が増えていきます。
つまり、「EL」は「L」よりも2段階上のサイズということです。
さらに「L」よりも2段階上のサイズであることを考えると、一般的に「EL」は「3L(LLL)」とおおよそ同じ意味と考えてよいでしょう。
また、「英語=海外から来たもの」と考えてしまいがちですが、実は外国の洋服のサイズ表記に「EL」は使われていません。あくまで日本の洋服のサイズ表記にだけ使われているようです。以上の内容を簡単に整理しますと、下の表のようになります。
なおユニフォーム・制服はじめ洋服のサイズ表記の仕方には明確なルールがないため、それぞれのメーカーが独自の基準でサイズ表記を決めている場合もあります。(国や地域などによって一定の慣習はあります)ユニフォーム購入の際にサイズを迷われた時などは、まず試着をおすすめします。
当社では、試着用に貸し出しもおこなっていますのでお気軽にご相談ください。
今回は、弊社クラユニ名古屋支店のお客様からのご質問にお答えした形ですが、ユニフォーム・制服に関する様々な疑問やご要望がございましたら、ぜひお気軽にお声がけください。当社スタッフが心をこめて対応させていただきます。
【引用元】洋服のサイズ表記「EL」の意味とは?洋服のサイズを順番に並べてみた! 詳しくは https://flyfsa.com/post_7331