布製マスクの洗い方|使用後のマスクのケアはどうする?|クラユニからのご紹介

   引き続くコロナ禍の中、医療従事者の皆様、社会インフラを支えて下さっている皆様に心より感謝致します。2021年2月現在、主要都府県で緊急事態宣言が継続され、このようなWithコロナの状況では、残念なことにマスクは必須アイテムとなっていますね。

   これから先もまだまだ付き合っていかないといけないコロナ感染対策とマスクですが、繰り返し使える布製マスクを着けられている方も多いと思います。ただ、せっかくマスクをしていても、汚染されたものを着けていては、ほとんど意味をなしません。
   そこでクラユニコーポレーションから、「繰り返し使うためのマスクの正しい洗い方」をご紹介したいと考えました。まずは、私どもクラユニ営業社員が制作したムービーをご覧ください。

注意

・綿素材のガーゼなどを想定した洗い方のご紹介です。

・「使い捨てマスク」は、ウイルスをキャッチする性能が低下するため、再利用はおすすめしません。

マスクは、咳やくしゃみなどの飛沫からウイルスが拡散することを防いだり、手に付着したウイルスが手を介して口や鼻に直接触れることを防いだりするために有効です。

  1. 標準濃度の衣料用洗剤(使用量の目安に従って洗剤を水に溶かしたもの)にマスクを10分ひたして押し洗いし、水道水でためすすぎをしたあと、マスクの水気をきる。
  2. 塩素系漂白剤(購入から1年以内のものを使用する場合)15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす。
  3. 水道水を用い充分にすすぐ。(3回以上のためすすぎ、または、2回以上の流水ためすすぎ)
  4. 清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る。
  5. 形を整えて干す。
  • 炊事用ゴム手袋を使用してください。
  • 他の人のマスクと一緒には洗わないでください。
  • 1.の洗剤液とすすぎ水にはウイルスが含まれている可能性があるため、洗剤液が飛び跳ねないよう、流すときには充分注意してください。
    できるだけ蓋つきの金属以外の容器(蓋のできるプラスチック容器や蓋つきのバケツ)で10分間ひたした後、押し洗いすることをおすすめします。
  • 1.の洗剤液とすすぎ水は、1Lあたり15mlの塩素系漂白剤を加えて10分放置してから捨ててください。
  • マスクの繊維をいためる可能性があるため、もみ洗いはしないでください。
  • 塩素系漂白剤溶液を作る時にマスクの置き場所に困る場合には、広げたラップなどの上にマスクを一時的に置くと、置いた場所を汚さずにすみます。
  • マスクを洗濯した後は、充分に手を洗ってください。

※銀イオンなどで抗菌を訴求しているマスクや、ウレタン製のマスクにはこの洗い方は適しません。お手持ちの製品の表示をご確認ください。

今回ご紹介したのはあくまでガーゼ素材を想定した“布”マスクの洗い方です。また、洗剤や塩素系漂白剤が、新型コロナウイルス対策に有効であるということは確認できておりません。厚労省の「新型コロナウイルスに関するQ&A」によると、手などの皮膚の消毒を行う場合には消毒用アルコール(70%)、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることは分かっています。

この点にも留意して、布マスクの衛生管理に努めましょう。

   いかがでしたか?参考になりましたでしょうか。
   私どもクラユニコーポレーションでは、マスク以外にも、手術用ガウン、予防衣、看護衣、診察衣等をはじめ、介護用ウェアなど、多種多様な医療・福祉用ユニフォームを幅広く取り揃えております。

   医療機関・施設でのユニフォームのモデルチェンジ、今春の新規採用者分の追加のご相談は一度、弊社クラユニの本支店までお声掛け下さい。

【引用元】花王 衛生科学情報 https://form.kao.com/jp/pub/open/eiseikagaku-theme08

 

 

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